実家のお墓参り。

姉妹とも嫁いだので

母が亡くなった後は実家は除籍。

戸籍は除籍謄本になり、

それを見た時はちょっと

悲しかった。

実家も解体売却したので

お仏壇はわが家に祀っている。

関東在住の姉も76歳。

法事には時折きてもらったが

ここ7年は体調もあり、コロナ禍もあり

私が任されている。

父親がお墓を建立した

翌年急病で亡くなり

本当に手際よい人だったと

言ってた母親も10年後桜の季節の

同月5日違いに後を追った。

法事を一緒にできて

いつか空の上で両親にあったら

子供孝行だと

自慢されそうな気がする。

お地蔵さまを祀った

1歳過ぎで亡くなった兄のお墓を

掃除しながら

写真もない兄の事を考える。

姉の写真はあるのだから

たぶん悲しすぎて

処分してしまったのか。

不思議におしゃべりな母が

兄の事はあまり言わなかった。

もし兄が存命なら

私は産まれてなかっただろうな。

叔母に高齢出産だから

流産するかもしれないと

言っていたらしい。

予想通り未熟児で何とか出生した私。

様子見で出生届も

ギリギリで提出したとか。

ところが私は生物の生存本能なのか

どんどん栄養吸収して成長。

運動会では小学校6年間最前列。

160cmで卒業。

その頃母と外出した際、

出産でお世話になった看護師さんに

びっくりされたのを覚えている。

母が亡くなる前には友人に

娘がいて良かったと

言ってたらしく。

ま、喜んでくれてたならね。

基本寂しがり屋の人だったから。

何だかさすがにこの年齢になると

いろいろ

しみじみ考えるようになった。

せっかく

生き延びたんだから

これからも感謝して

楽しまないとなぁ。🙂